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スペシャルインタビュー
みんなの広場、Natures
ネイチャーズ主宰  伊達 弘恭
なぜ今、自然栽培なのか?
伊達 弘恭(だて ひろやす)
ネイチャーズ主宰
ほとんどの人たちには、まだまだ聴き慣れない、この「自然栽培」を次の世代の農業のスタンダードにという夢を実現させるために、私は日々日本各地を飛び廻っています。

しかし、「自然栽培」という言葉を聞いたことの無い人も、まだまだ沢山いらっしゃるのが実状です。 私が「自然栽培に」ついて質問すると、自然栽培って「奇跡のリンゴのこと?」という方もいますし、「無農薬で化学肥料を使わないから安心ですね」と答えてくれる方もいらっしゃいます。

確かに、消費者の目線で自然栽培を捉えると「安心・安全な食材」で話が終わってしまいそうです。

一方で、もう少し異なった視点で自然栽培を見つめなおすと、どうして今、自然栽培に関心が持たれているのかが見えてきます。

自然栽培の第一人者である木村秋則さんの言葉を借りると、

  • 農薬と化学肥料、除草剤を沢山使って作物は育ったとしても、いったい土壌はどうなっているのでしょうか。
  • 汚れた土に入り込んだ雨水が、川へ、そして海へと流れ込んでいるのではないでしょうか。
  • 汚れた海にプランクトンが大量に発生したり、海温が上昇したり、異常気象が起きることは関係性がないのでしょうか。
  • 農薬も化学肥料も買うことの出来ない貧しい国で、作物を育てることは出来ないのでしょうか。
  • モノをつくる生産者たちの生活が困窮しても、モノをつくらない人たちだけが豊かになってもいいのでしょうか。
  • 安い理由が分からないまま、買い物をするのは消費者に利益があると言えるのでしょうか。

こうした「問い」の中に、「どうして今、自然栽培なのか?」の答えがあるのではないでしょうか。
新しいエコロジー&エコビジネス
人間は、完全に自然をコントロールすることが出来ません。
それでも、人間はなんとか自然をコントロールしようと目先の「作用と効果」を過信して、暴走してしまいがちです。

しかし、「エコロジー」に関心を持ち始めた人たちは、合理主義の非合理性にも気付き始めました。

こうして、「エコロジー」は経済活動にまで、大きく揺り返しを求め、その影響力は「エコビジネス」という形で、大きなエネルギーとなって現れたのです。

この点、まさに自然栽培は、自然の秩序とバランスによって作物を栽培するといった究極のエコロジー活動です。


私は、自然栽培というエコロジー活動が、農業発信による新しい「エコビジネス」を創造すると考えています。

インターネットが台頭した現在、消費者は、自分にとっての本質的な利益とは何かを知ることが出来るはずですし、生産者農家も、新しい価値観でを持って消費者と対話出来るはずだと思っています。

Nature`sは消費者にも、生産者にも、飲食店にも、メーカーにも、全ての人に「新しいエコロジー&エコビジネス」の世界を創造・提供していく自然栽培の広場です。


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