
(株)木村興農社 代表 木村 秋則
こんにちは 木村秋則です。
自然栽培に関心を持つ人たちの輪がどんどん広がっていることを心より嬉しく思います。
そして、今回、こうした自然栽培の仲間が集まる「広場」が出来たことで、その輪がもっともっと広がっていくように感じています。
こうした意見交換が出来る場を通じて、「おいしかった」「まずかった」「成功した」『失敗した」「嬉しかった」「悲しかった」など、皆でいろんなことを話し合って自然栽培の輪が広がってくれたらと思います。
さて、ここは、私の提案する「自然栽培」や、「食」に関心のある方なら誰でも、日頃思っている事を自由に発言したり、お互いに意見を交換出来る場所ということですので私も、この場を借りて、皆さんへお話をさせていただきます。
最初に、今年は、毎日の農作業や、慌ただしく全国各地へ出歩くことが多く、皆様にご迷惑おかけ致しています事を深くお詫び申し上げます。
異常気象と言われて久しく経ちますが、今年の東北は梅雨明けしないまま秋となりました。
東北、「弘前の桜祭り」といえば、訪れた全ての方々が、その美しさに圧倒されるものです。
ところが今年は、桜満開時期の4月29日に、時ならぬ降雪に見舞われ、今年の天候については、誰もが大変心配いたしました。
リンゴの開花時期にも、連日雨でりんごの作柄が心配されたのですが、養蜂家の人達もハチミツの量が平年の1/3になるのではとすら口々に話しておられました。
このような悪天候の中のリンゴ栽培で、定温・多湿時 に発生する黒星病がリンゴ園に姿を現しました。
それにも関わらず、多くのりんごの樹が、この不順天候を克服して、自らリンゴを実らしている姿に偉大さを感じます。
りんご栽培の歴史の中で、100年以上も無農薬は絶対不可能と言われてきた常識を覆した木々たちなのだなと、あらためて再認識をさせられました。
しかし、今回リンゴの樹に起きた病気からも、「こうした今年の姿を、来年からは二度と起こさないようにしよう」と自分に命じ、「失敗があるから答えを一つ得た」とすら思っているのです。
自然栽培はこれからのテーマです。
私も皆さんと一緒に、少し位の失敗は恐れずにどんどん前進していこうと思っています。
自然栽培に関心を持つ人たちの輪がどんどん広がっていることを心より嬉しく思います。
そして、今回、こうした自然栽培の仲間が集まる「広場」が出来たことで、その輪がもっともっと広がっていくように感じています。
こうした意見交換が出来る場を通じて、「おいしかった」「まずかった」「成功した」『失敗した」「嬉しかった」「悲しかった」など、皆でいろんなことを話し合って自然栽培の輪が広がってくれたらと思います。
さて、ここは、私の提案する「自然栽培」や、「食」に関心のある方なら誰でも、日頃思っている事を自由に発言したり、お互いに意見を交換出来る場所ということですので私も、この場を借りて、皆さんへお話をさせていただきます。
最初に、今年は、毎日の農作業や、慌ただしく全国各地へ出歩くことが多く、皆様にご迷惑おかけ致しています事を深くお詫び申し上げます。
異常気象と言われて久しく経ちますが、今年の東北は梅雨明けしないまま秋となりました。
東北、「弘前の桜祭り」といえば、訪れた全ての方々が、その美しさに圧倒されるものです。
ところが今年は、桜満開時期の4月29日に、時ならぬ降雪に見舞われ、今年の天候については、誰もが大変心配いたしました。
リンゴの開花時期にも、連日雨でりんごの作柄が心配されたのですが、養蜂家の人達もハチミツの量が平年の1/3になるのではとすら口々に話しておられました。
このような悪天候の中のリンゴ栽培で、定温・多湿時 に発生する黒星病がリンゴ園に姿を現しました。
それにも関わらず、多くのりんごの樹が、この不順天候を克服して、自らリンゴを実らしている姿に偉大さを感じます。
りんご栽培の歴史の中で、100年以上も無農薬は絶対不可能と言われてきた常識を覆した木々たちなのだなと、あらためて再認識をさせられました。
しかし、今回リンゴの樹に起きた病気からも、「こうした今年の姿を、来年からは二度と起こさないようにしよう」と自分に命じ、「失敗があるから答えを一つ得た」とすら思っているのです。
自然栽培はこれからのテーマです。
私も皆さんと一緒に、少し位の失敗は恐れずにどんどん前進していこうと思っています。
皆さんの毎日の食生活について、少しここでお話をさせてください。
日本では、戦後、欧米文化の急速な展開で、穀物・野菜・お魚から「肉食」が多くなりました。
輸送流通の発展は、販売店の様相に大きな変化をもたらすに至りました。
いわゆる「近所のお店」は次第に姿を消して、全国各地はもちろん農村地帯まで大型スーパーが出現し、毎日、大勢のお客様で賑会いを見せています。
店内には全国・海外からの食品が陳列され、季節を感じる事が出来ないほどの品揃えは、過去には考えられないほど便利な食社会になりました。
私が中学生の頃に、TVで見た、「欧米の買い物シーン」が私の住む弘前でも、当たり前に見かけるようになったことは、私は古い人間なのでしょう、日本の発展ぶりを驚かずにはいられません。
しかし、これ程豊かに見える日本の食ですが、その70%は輸入に頼り、国内産は30%に過ぎないというのは驚ろかされます。
70%を占める輸入食品の多くは、長時間を費やして搬入され、私たちの手元へと届きます。
必然的に、鮮度を保つ様々な処理が施されたものが、ずらりと日本の港に並び、それが販売店の店頭でも、食卓でも並ぶことになるのです。
また、私たちの国は、高度医療の発展もって、世界一の長寿国となりました。
このことは、日本医学会の努力の現われで世界に誇れるものと思っています。
惜しみない、高度な医療機器の研究開発が、大偉業を支えている事を忘れてはならないと思う次第です。
しかし喜んでばかりいられません。私の手元に一枚の資料があります。
この資料は1960年と1997年に、不幸にして亡くなられた人達の原因を集計したものです。
これによれば、ガンによる死亡者が実に3倍以上に増加しているのです。
食生活が便利になり、医学がこれほどまで進歩しているにもかかわらず、何故ガンによる死亡率がこんなにも高いのでしょうか?
医師ではない、百姓の視点から見れば、「毎日の食」による影響が、数多い原因の中で、最も大きいのではないと考えています。
”健康に勝る宝無し”と昔から言われてきました。
健康を害する前に、今の食をもう一度考えてみる時期だと思います。
日本では、戦後、欧米文化の急速な展開で、穀物・野菜・お魚から「肉食」が多くなりました。
輸送流通の発展は、販売店の様相に大きな変化をもたらすに至りました。
いわゆる「近所のお店」は次第に姿を消して、全国各地はもちろん農村地帯まで大型スーパーが出現し、毎日、大勢のお客様で賑会いを見せています。
店内には全国・海外からの食品が陳列され、季節を感じる事が出来ないほどの品揃えは、過去には考えられないほど便利な食社会になりました。
私が中学生の頃に、TVで見た、「欧米の買い物シーン」が私の住む弘前でも、当たり前に見かけるようになったことは、私は古い人間なのでしょう、日本の発展ぶりを驚かずにはいられません。
しかし、これ程豊かに見える日本の食ですが、その70%は輸入に頼り、国内産は30%に過ぎないというのは驚ろかされます。
70%を占める輸入食品の多くは、長時間を費やして搬入され、私たちの手元へと届きます。
必然的に、鮮度を保つ様々な処理が施されたものが、ずらりと日本の港に並び、それが販売店の店頭でも、食卓でも並ぶことになるのです。
また、私たちの国は、高度医療の発展もって、世界一の長寿国となりました。
このことは、日本医学会の努力の現われで世界に誇れるものと思っています。
惜しみない、高度な医療機器の研究開発が、大偉業を支えている事を忘れてはならないと思う次第です。
しかし喜んでばかりいられません。私の手元に一枚の資料があります。
この資料は1960年と1997年に、不幸にして亡くなられた人達の原因を集計したものです。
これによれば、ガンによる死亡者が実に3倍以上に増加しているのです。
食生活が便利になり、医学がこれほどまで進歩しているにもかかわらず、何故ガンによる死亡率がこんなにも高いのでしょうか?
医師ではない、百姓の視点から見れば、「毎日の食」による影響が、数多い原因の中で、最も大きいのではないと考えています。
”健康に勝る宝無し”と昔から言われてきました。
健康を害する前に、今の食をもう一度考えてみる時期だと思います。
続いて、反対側の生産者からの視点、「農業」について考えてみたいと思います。
私は自分の職業である農業に誇りを持っています。
そして私の農業は肥料・農薬等を全く利用しない農業です。
私はこの栽培を自然栽培と呼んでいます。
肥料・農薬等が開発研究されてから世界中で利用され、食量の生産は飛躍的に増産し、これらの資材が人類の発展に大きく貢献してきた事は誰もが認める事で、私も否定しません。
農家の人達は重労働から開放され、安定した生産を継続可能にした諸資材に感謝すべき点が多いのではないでしょうか。
現代農業では、こうした諸資材を利用するのが、いわば常識となっています。
当然、栽培技術等の書籍は殆んどがこれらの資材を利用する事を前提しています。
今日、生産は安定、且つ豊富な流通をもたらすに至りましたが、一方では、長年に及ぶ肥料や農薬の使用により、河川の汚染など、地球環境に異変が起き始めています。
2009/08/27、アメリカ国立海洋大気圏局(通称=NOAA)の発表によると、これまでフロンガスによるオゾン層の破壊阻止を、国際的なテーマとして取り組んできたが、新たなる脅威として、年間約1000万tも排出される温室効果ガスであり、化学肥料や家畜排泄物に含まれ、地球温暖化を促進する「亜酸化窒素」をあげた。
そして「亜酸化窒素」の排出削減により、地球温暖化進行とオゾン層破壊対策の双方に効果がある。
と付け加え、早急な国際的対策が必要と発表しました。
このまま肥料・農薬・除草剤などの諸生産資材を使用する現代農業続けて行くと、人口増加により食糧確保の為に益々使用量が増加し、更に肉食普及に伴い、畜産業では飼育頭数の増加が予測され、当然、家畜排泄物が増加すると考えられます。
これは先述の通り、「亜酸化窒素」の増加を招き、地球温暖化進行に拍車をかける事になります。
人間の体は植物の様に、でんぷん合成はできません。
必ず人間以外から求めなければなりません。
国際的に生産資材に頼らない生産技術の確立に向け、研究・開発が急務となります。
それでは、地球環境に優しい農業、畜産業は不可能でしょうか?
私は自信を持って「可能」と言いいます。
数多くある栽培方法の中で、私が提唱している自然栽培も選択肢候補の一つではないでしょうか。
今まで、自然栽培については、継続生産は極めて難しく、生産量も低く、これを農業のスタンダードとするならば、多くの餓死者が発生するとまで言われてきました。
これまでの私の自然観察、一部分ですが、害虫の発生とその対策、植物の生育などを調査・研究の結果、生産資材を利用する栽培と遜色ない生産量を得るに至っています。
しかし私個人の研究の故に、未だ完全では無い事も事実です。
不可能と断定せずに、如何にしたら可能かを皆んなで考え、研究する事で、更に進歩した技術が生まれると思っています。
そして生産者達も、「食」を生産している事を自覚する必要があると思います。
生産者が、生活や生産費を確保する為には、ある程度の利益は当然必要ですが、環境保全を考慮して、社会により安全な食量を供給する義務もあるとも思います。
世界中が自然栽培に取り組む事により、不安定になりつつある気象も解消されるのではないでしょうか。
一方消費される方々には、自然栽培生産物を消費協力する事で、破壊に進みつつある地球環境修復に、 貢献していく事に繋がる事をご理解切望する次第です。
この地球は現世代で最後とするのではなく、修復してから、次の世代へ渡す為にも、自然栽培の国際的な研究を、是非ご提案致したいのです。
私は自分の職業である農業に誇りを持っています。
そして私の農業は肥料・農薬等を全く利用しない農業です。
私はこの栽培を自然栽培と呼んでいます。
肥料・農薬等が開発研究されてから世界中で利用され、食量の生産は飛躍的に増産し、これらの資材が人類の発展に大きく貢献してきた事は誰もが認める事で、私も否定しません。
農家の人達は重労働から開放され、安定した生産を継続可能にした諸資材に感謝すべき点が多いのではないでしょうか。
現代農業では、こうした諸資材を利用するのが、いわば常識となっています。
当然、栽培技術等の書籍は殆んどがこれらの資材を利用する事を前提しています。
今日、生産は安定、且つ豊富な流通をもたらすに至りましたが、一方では、長年に及ぶ肥料や農薬の使用により、河川の汚染など、地球環境に異変が起き始めています。
2009/08/27、アメリカ国立海洋大気圏局(通称=NOAA)の発表によると、これまでフロンガスによるオゾン層の破壊阻止を、国際的なテーマとして取り組んできたが、新たなる脅威として、年間約1000万tも排出される温室効果ガスであり、化学肥料や家畜排泄物に含まれ、地球温暖化を促進する「亜酸化窒素」をあげた。
そして「亜酸化窒素」の排出削減により、地球温暖化進行とオゾン層破壊対策の双方に効果がある。
と付け加え、早急な国際的対策が必要と発表しました。
このまま肥料・農薬・除草剤などの諸生産資材を使用する現代農業続けて行くと、人口増加により食糧確保の為に益々使用量が増加し、更に肉食普及に伴い、畜産業では飼育頭数の増加が予測され、当然、家畜排泄物が増加すると考えられます。
これは先述の通り、「亜酸化窒素」の増加を招き、地球温暖化進行に拍車をかける事になります。
人間の体は植物の様に、でんぷん合成はできません。
必ず人間以外から求めなければなりません。
国際的に生産資材に頼らない生産技術の確立に向け、研究・開発が急務となります。
それでは、地球環境に優しい農業、畜産業は不可能でしょうか?
私は自信を持って「可能」と言いいます。
数多くある栽培方法の中で、私が提唱している自然栽培も選択肢候補の一つではないでしょうか。
今まで、自然栽培については、継続生産は極めて難しく、生産量も低く、これを農業のスタンダードとするならば、多くの餓死者が発生するとまで言われてきました。
これまでの私の自然観察、一部分ですが、害虫の発生とその対策、植物の生育などを調査・研究の結果、生産資材を利用する栽培と遜色ない生産量を得るに至っています。
しかし私個人の研究の故に、未だ完全では無い事も事実です。
不可能と断定せずに、如何にしたら可能かを皆んなで考え、研究する事で、更に進歩した技術が生まれると思っています。
そして生産者達も、「食」を生産している事を自覚する必要があると思います。
生産者が、生活や生産費を確保する為には、ある程度の利益は当然必要ですが、環境保全を考慮して、社会により安全な食量を供給する義務もあるとも思います。
世界中が自然栽培に取り組む事により、不安定になりつつある気象も解消されるのではないでしょうか。
一方消費される方々には、自然栽培生産物を消費協力する事で、破壊に進みつつある地球環境修復に、 貢献していく事に繋がる事をご理解切望する次第です。
この地球は現世代で最後とするのではなく、修復してから、次の世代へ渡す為にも、自然栽培の国際的な研究を、是非ご提案致したいのです。









